コードチェンジを速くする5つの練習方法
速さは、慌てて手を動かすことではなく、移動距離と迷う時間を減らすことで生まれます。まず2コードだけに絞りましょう。
主な機能・選択肢
- 共通する指はできるだけ残す
- 指を1本ずつではなく空中で形にする
- 止まらず弾けるテンポから始める

方法1:共通する指を残す
2つのコードで同じ弦・同じフレットを同じ指が押さえる場合は、その指を離さず支点にします。同じ指を別の場所へ移す場合も、弦から数ミリ浮かせるだけにすると移動距離を減らせます。まずコード図を並べ、残せる指と動かす指を分けてください。
方法2:空中で次の形を作る
指を1本ずつ探すのではなく、弦から少し離れた場所で次のコードの間隔を作ってから着地します。ゆっくりしたテンポで手を離し、1秒止め、空中の形を見てから置く練習を5回行います。大きく指を開き直さず、フレットの近くを小さく移動します。
方法3:着地する順番を決める
完全な同時着地が難しい段階では、最初に鳴る低音を担当する指など、一番必要な指から置きます。Cなら5弦側、Dなら4弦側の音を基準にするように、曲で最初に鳴らす弦とコード図を見て順番を決め、毎回同じ順で試します。
方法4:右手を止めて無音で往復する
ストロークを外し、4拍ごとに2つの形を入れ替えます。着地後は必要な弦を1本ずつ鳴らして位置だけ確認し、また手を離します。指板を見続けるのではなく、置いたあとに答え合わせをすると、手の感覚も育てられます。
方法5:成功するテンポを記録する
60 BPMで止まるなら、40 BPMや1コード8拍から始めて構いません。余計な弦が鳴らず、拍の前に形が着地する往復を3回続けられたら成功です。次回は同じ速度から確認し、再び3回成功したときだけ2〜5 BPM上げます。
Pio: 速く動かそうとすると、指がばらばらになるよ。
ドック先生: まず空中で一つの形を作ってから着地しよう。ゆっくり同時に動ける形が、あとで速さにつながります。
5つの方法を順番に試す往復練習
- 方法1:苦手な2コードを並べ、残せる指と動かす指を決める
- 方法2:弦から少し離れた空中で次の形を作り、5回着地する
- 方法3:最初に鳴らす弦を確認し、最初に置く指を一つ決める
- 方法4:右手を止め、4拍ごとに無音で5往復して着地後に1弦ずつ確認する
- 方法5:3往復連続で成功した最も速いテンポを記録し、次回はそこから始める
よくある質問
コードの間で開放弦が鳴ってもよい?
練習中は一瞬なら問題ありません。曲で目立つ場合は、右手を軽く止めるミュートも練習します。
何BPMを目標にすればよい?
曲によります。まず60 BPMで4拍ごとに安定し、必要な曲の速度へ少しずつ近づけます。
成功したコードチェンジはどう判断しますか?
次の拍が来る前に形が着地し、必要な弦を1本ずつ鳴らしたときに3往復続けて詰まらなければ、そのテンポで成功とします。1回だけ偶然できた場合は速度を上げず、同じ条件でもう一度確認します。