CHORDOCK · MUSIC PRACTICE TOOLS

ギターストロークの基本|右手の振り方とリズム練習

ストロークの基本は、腕で弦を強く叩くことではなく、一定の上下運動を保ちながら、必要な拍だけ弦へ触れることです。まず音を出さない振り子を作り、ダウン、アップ、空振りを同じ流れの中へ置きましょう。

主な機能・選択肢

  • 『1と2と3と4と』で上下運動を止めない
  • 音を出さない空振りも同じ幅と速さで通す
  • 1コード・小さな弦の範囲からリズムをそろえる
ギターのダウン・アップストロークを練習するPioとドック先生

まずミュート弦で8分の振り子を作る

左手を弦へ軽く触れさせ、音程のない短い音にします。50〜60 BPMで『1と2と3と4と』と数え、数字で下、『と』で上へ動かします。最初の目標は、8回の動きで手首や前腕が止まらず、肩が上がらないことです。4回続けて止まる場合はテンポを下げ、振り幅を小さくします。

鳴らす場所と空振りを分ける

右手の上下運動は続けたまま、最初は数字のダウンだけ弦へ触れ、『と』のアップは弦の上を通過させます。次に1拍目と3拍目だけ鳴らすなど、音を出す場所を変えてください。空振りでも手の速さや折り返す位置を変えないことが、リズムを保つ基準になります。

低音側と高音側の範囲を弾き分ける

一つの押さえやすいコードを使い、ダウンは低音側から必要な弦を通り、アップは高音弦を2〜3本だけ軽く戻るところから試します。毎回6本すべてを同じ強さで鳴らす必要はありません。コード図の×印を避け、4小節続けて拍が止まらなければ、別のコードやパターンへ進みます。

Pio: 空振りを入れると、次にどちらへ動かすか分からなくなるよ。

ドック先生: 数字では下、『と』では上、と声に出して手だけを動かそう。まず4拍で向きを確認し、その動きを4小節止めずに続けられたらコードを一つ足してみよう。

1コードで行う右手練習

  1. 弦に触れず8分音符で手を振る
  2. ダウンだけ弦に触れる
  3. ダウンとアップを交互にし、音量を小さくそろえる

よくある質問

手首だけで振るのですか?

手首を中心にしつつ、前腕も自然に少し動きます。一か所を固めず、小さく楽な動きを探します。

指弾きでも同じ考え方ですか?

一定の上下運動という点は異なりますが、力まず一定のリズムを保つ考え方は共通します。

ピックが弦に引っかかる場合は?

まず弦へ入る深さ、ピックの角度、握る強さを一つずつ確認します。ストローク全体の拍を練習するこの記事とは分け、引っかかりが続く場合は専用の『ピックが弦に引っかかる』記事の短い練習を行ってください。

何BPMから始めればよいですか?

50〜60 BPMを目安に、8回の上下運動を止めずに4小節続けられる速さを選びます。数字より、声と手が同じ間隔で続くことを優先します。