CHORDOCK · MUSIC PRACTICE TOOLS

ギターがメトロノームに合わない原因は?初心者向け3ステップ練習

クリックを鳴らすと急に手が止まったり、気づくと自分だけ速くなったりしても、リズム感がないと決めつける必要はありません。最初からコードチェンジとストロークを同時に合わせると、聞く・数える・押さえる・弾くという作業が重なります。まずクリックだけを聞き、次に音程のないストロークを重ね、最後にコードを一つ足す順番なら、ずれた場所を見つけやすくなります。

主な機能・選択肢

  • ギターを持つ前に、クリックへ合わせて1・2・3・4と数える
  • 左手で弦をミュートし、1クリックにダウン1回から始める
  • 一つのコードで合ってから、コードチェンジや8分音符を足す
Pioがメトロノームを聞いて足で拍を取り、ドック先生が4つの均等な拍を説明するイラスト

ギターを弾かず、2小節ぶんクリックを聞く

メトロノームを50〜60 BPMほどに設定し、最初の8クリックは弾かずに聞きます。4拍ずつを一まとまりにして「1、2、3、4」と声に出し、1で少しだけ強くうなずくか、足を床へ下ろします。クリックの直後を追いかけるのではなく、次のクリックが来る間隔を感じることが目的です。足踏みで手が混乱する場合は、無理に足を動かさず、声や小さなうなずきだけでも構いません。

ミュートした弦を、クリックと同時に1回だけ弾く

左手を弦へ軽く触れさせ、音程のない短い音を作ります。右手はクリック1回につきダウンストローク1回です。クリックを聞いてから振り始めると遅れるため、クリックとクリックの間に右手を元の位置へ戻し、次の音へ準備します。4回続けて合わなければテンポを下げ、振る幅も小さくしましょう。クリックが自分の音に隠れて聞こえなくなる場合は、メトロノームのスピーカー音量や機器のミックスを調整し、イヤホン使用時は安全な音量を守りながら両方を聞き分けられる環境にします。

一つのコードを足し、上下の動きを止めない

ミュート弦で合ってきたら、Emなど押さえやすいコードを一つだけ使います。最初は各クリックでダウンを1回。次に「1と2と3と4と」と数え、数字でダウン、「と」でアップを通します。アップはクリックとクリックの中間に入るため、クリック音そのものへ重ねる必要はありません。コードチェンジはまだ加えず、右手が止まらない状態を作ります。安定してから2つのコードを4拍ずつ交替し、切り替えでずれるなら再び一つのコードへ戻ります。

Pio: クリックを聞いているつもりなのに、弾き始めるとどこにいるか分からなくなるよ。

ドック先生: いったんコードを外して、4回のクリックに4回のミュート音だけを重ねよう。聞く作業と指の作業を分ければ、ずれた瞬間を見つけやすくなるよ。

今日できる9分のメトロノーム練習

  1. 2分:50〜60 BPMでクリックを聞き、1・2・3・4と数える
  2. 2分:ギターを持たず、クリックごとに手拍子または膝をたたく
  3. 2分:左手で弦をミュートし、1クリックにダウンストロークを1回重ねる
  4. 3分:Emを4拍ずつ弾き、安定したらクリックの間へ軽いアップを足す

よくある質問

初心者は何BPMから始めればよいですか?

50〜60 BPMを一つの目安にし、4回続けてクリックと同時に弾ける速さを選びます。遅すぎると間隔を感じにくい人もいるため、40 BPMへ下げ続けるより、まず60 BPMで手拍子だけに戻す方法もあります。

8分音符はクリック1回につき何回弾きますか?

4分音符でクリックが鳴る設定なら、クリックから次のクリックまでにダウンとアップの2回です。数字の拍でダウン、中間の「と」でアップと数えると整理しやすくなります。

自分の音とクリックが重なると、クリックが消えたように聞こえます。

ぴったり重なっている可能性がありますが、音量のせいで聞こえない場合もあります。数小節録音して聞き直すか、ギターとメトロノームの音量差を小さくして確認してください。

足で拍を取らないといけませんか?

必須ではありません。足踏みが手の動きを乱す間は、声で数える、小さくうなずく、画面の拍表示を見るなど、一つだけ使います。慣れてから足を加えても遅くありません。

コードチェンジで毎回ずれるときはどうしますか?

二つのコードを使いながら、右手は1拍目だけ弾くところまで簡単にします。形を準備できたら4分音符へ戻し、それでも止まる場合はコードチェンジだけを別に練習します。