CHORDOCK · MUSIC PRACTICE TOOLS

ギターストロークの音量がバラバラになる原因は?力をそろえる3つの練習

同じリズムで弾いているのに、1回だけ強く鳴ったり、アップストロークだけ小さくなったりすることがあります。腕に力を足す前に、ピックが弦へ入る深さ、右手の通り道、1回ごとの振り幅を小さくそろえましょう。音量は、強く握ることより同じ動きを再現することで安定します。

主な機能・選択肢

  • ピックは浅く弦へ当て、強く握り込まない
  • 最初は小さなダウンストロークだけで音量を比べる
  • 速さを上げる前に録音して大きな1音を見つける
Pioが小さな振り幅でギターを弾き、ドック先生がそろった音量の波形と浅いピックの当て方を説明するイラスト

ピックが弦へ入りすぎていないか確認する

ピックの先が深く入りすぎると、弦へ引っかかりやすくなり、抜けた瞬間だけ大きな音が出ます。先端を少しだけ弦へ当て、親指と人差し指は落とさない程度の力で支えます。弦へ完全に平行でなくても構いません。無理に決まった角度へ固定せず、引っかからずに往復できる小さな傾きを探してください。ピックがずれる場合も、握力を増やす前に当たる深さを浅くします。

ダウンストロークを4回、同じ通り道で弾く

まずコードを左手で軽くミュートし、音程のない短い音で練習します。メトロノームをゆっくり鳴らし、1拍に1回、同じ弦の範囲を小さく下へ通します。大きな円を描くより、弦を通過したら必要以上に下へ振り抜かないほうが動きを比べやすくなります。4回のうち1回だけ大きい場合は、その直前に手首やひじが止まっていないかを確認します。

アップを足し、録音で強弱の偏りを聞く

ダウンがそろったら、腕の上下運動を止めずにアップストロークを足します。アップは高音弦を軽く触れるだけでもリズムを作れるため、毎回すべての弦へ同じ強さで当てる必要はありません。スマートフォンで10秒ほど録音し、波形の大きさより実際の耳で、特定の拍だけ飛び出していないかを聞きます。飛び出した1回だけを直そうと力を抜きすぎず、テンポを下げて前後を含む4回をもう一度そろえます。

Pio: 小さく弾こうとすると音が消えて、強くすると1回だけ大きくなるよ。

ドック先生: 力の大小を先に変えるより、ピックが弦へ入る深さと振る距離をそろえよう。ミュートした弦で4回を同じ音にしてから、コードへ戻すと違いを聞き取りやすいよ。

今日できる8分の音量コントロール練習

  1. 2分:左手で弦を軽くミュートし、浅いピック位置を確認する
  2. 2分:60 BPM以下で、1拍に1回のダウンストロークを4回ずつ繰り返す
  3. 2分:ダウンとアップを交互にし、腕の上下運動を止めない
  4. 2分:10秒録音して聞き、飛び出した拍があればテンポを下げて4回だけ弾き直す

よくある質問

ストロークは手首だけで振りますか?

手首だけに固定する必要はありません。前腕の小さな動きと手首のしなやかさを組み合わせ、肩や握る指へ余計な力が入らない範囲で動かします。

アップストロークが小さくても大丈夫ですか?

曲やパターンによっては自然です。すべてを同じ大きさにすることより、意図せず特定の1回だけ飛び出す状態を減らすことを先に目標にします。

硬いピックと柔らかいピックでは音量が変わりますか?

材質、厚さ、形で弦への感触や音は変わります。ただし、まず手元にあるピックで浅い当て方と小さな振り幅をそろえると、道具を替えたときの違いも判断しやすくなります。

何BPMから練習すればよいですか?

60 BPM以下を目安に、4回続けて腕を止めずに弾ける速さを選びます。数字より、同じ動きを聞き比べられる余裕を優先してください。