ギターコードは何弦から弾く?鳴らす弦・鳴らさない弦の見分け方
コードを押さえたら、毎回6本すべてを鳴らすとは限りません。Cは5弦、Dは4弦から弾く標準的な開放フォームがあり、使わない低音弦まで鳴ると響きが重く聞こえることがあります。コード図の×と○を読み、いちばん低い『使う弦』から右手を動かせるようにしましょう。
主な機能・選択肢
- ×は鳴らさない弦、○は押さえずに鳴らす開放弦
- 標準的な開放フォームではC・A・Amは5弦、D・Dmは4弦、E・Em・Gは6弦から
- コード名だけで決めず、表示されているフォームの×・○を毎回確認する

弦番号とコード図の×・○を読む
ギターを構えたとき、顔に近い上側のいちばん太い弦が6弦の低いE、床に近い下側のいちばん細い弦が1弦の高いEです。CHORDOCKのコード図は、画面の上から1弦、下へ進んで6弦という向きで表示します。実物と図で上下の見え方が逆になるため、最初は太さと番号を声に出して確認しましょう。各弦の左側にある×はその弦を鳴らさない印、○は左手で押さえずに鳴らす開放弦です。押さえる丸印だけでなく、×と○まで読んで初めて右手の範囲が分かります。
C・Aは5弦、Dは4弦、E・Gは6弦から
CHORDOCKで案内する標準的な開放フォームでは、C(x32010)、A(x02220)、Am(x02210)は6弦を避けて5弦から1弦までを鳴らします。D(xx0232)とDm(xx0231)は6弦と5弦を避け、4弦から1弦までです。E(022100)、Em(022000)、G(320003)は6弦から1弦まで鳴らします。小文字のxが鳴らさない弦、0が開放弦を表します。ただし、同じコード名でもバレーコードや別のボイシングでは使う弦が変わります。『Cは絶対に5弦から』と形を一つだけ暗記せず、そのとき表示されている図を確認してください。
狙った弦から小さく振り下ろして1本ずつ確認する
最初から大きなストロークをすると、避けたい低音弦にもピックや指が当たりやすくなります。Cなら5弦、Dなら4弦のすぐ上へ右手を用意し、1回だけ小さく下へ振り抜きましょう。その後、使う弦を低い側から1本ずつ鳴らし、押さえた音と開放弦が詰まっていないかを聞きます。×の弦は右手で避けるのが基本です。無理のない場合は左手親指や近くの指先で軽く触れてミュートする方法もありますが、手首を強く曲げてまで行う必要はありません。まず右手の出発点を正確にするほうが安全です。
Pio: Cコードでも6弦まで全部ジャーンと弾いちゃうよ。コードなら6本全部を鳴らすんじゃないの?
ドック先生: コードごとに使う弦は違うよ。Cの標準的な開放フォームなら6弦の×を休ませ、5弦から下へ弾こう。まず大きく振らず、狙った弦から1回だけゆっくり鳴らしてみよう。
今日できる7分の弾き始め練習
- 1分:実物の弦へ触れながら、太い側から6・5・4・3・2・1と声に出す
- 2分:コード図の×・○を見て、CとAを5弦から1回ずつゆっくり鳴らす
- 2分:DとDmを4弦から鳴らし、使う4本を1本ずつ確認する
- 2分:60 BPMでC・G・D・Amを4拍ずつ弾き、コードごとに右手の出発点を変える
内容確認と参考情報
最終内容確認:
コード図のX・Oの意味を公式教材と照合し、CHORDOCKでは各弦の左側に表示されることを明記しました。
- コード図の指番号とX・Oの読み方 — Fender
- ギター基礎:TABとコード図の読み方 — Wiley
参考情報は本文の確認に使用しています。個別の診断や、すべての楽器・機種への適合を保証するものではありません。
よくある質問
Cコードの6弦はE音なのに、なぜ鳴らさないのですか?
EはCコードの構成音ですが、低いEを最低音にすると響きの重心が変わります。初心者向けの標準的な開放Cでは、コードのルートであるCを最低音にするため5弦から鳴らします。6弦へ少し触れただけで直ちに別のコードになるわけではありませんが、まず基本の響きを覚えましょう。
×の弦は右手で避けますか、それとも左手でミュートしますか?
どちらも使われます。最初は右手を鳴らしたい弦から動かす練習を優先し、無理なく触れられるフォームでは左手の指や親指を補助的なミュートに使います。
アップストロークでも低い弦から全部戻りますか?
必ずしも全部へ当てる必要はありません。アップストロークは高音弦を中心に軽く当てることが多く、使わない低音弦まで大きく戻さなくてもリズムを作れます。
カポを付けると弾き始める弦も変わりますか?
同じコードフォームを使う限り、鳴らす弦と避ける弦の番号は基本的に同じです。カポは新しいナットのように働いて実際の音の高さを変えますが、図の×・○はそのフォームの弦選びを示します。
同じCコードなのに別の図では6弦を使っています
同じコードにも複数のボイシングや運指があり、最低音や使う弦が異なることがあります。コード名だけで判断せず、現在表示している図の×・○と押さえる位置を優先してください。
使う弦だけを弾いても音が濁ります
右手だけでなく左手も確認します。使う弦を1本ずつ鳴らし、指が隣の弦へ触れていないか、フレット金属のすぐ手前を押さえているかを確かめてください。