カポを付けたらコード名はどうなる?初心者向けの数え方
楽譜に「Capo 2」と書かれているのに、いつものCやGを押さえると別の高さに聞こえて戸惑うことがあります。カポは、すべての弦の出発点を同じフレットだけ高くする道具です。左手で作る形はそのままでも、実際に鳴るコードはカポのフレット数だけ高くなります。まずは「押さえる形」と「鳴っているコード名」を分けて考えましょう。
主な機能・選択肢
- カポを1フレット上げるごとに、実際の音は半音ずつ高くなる
- カポ2でCの形を押さえると、実際にはDコードが鳴る
- コード譜が形の名前か実際の音名かは、曲の冒頭にあるカポ表記と説明を確認する

カポの位置を半音の数として数える
ギターでは隣り合うフレットの音程差が半音です。カポ1ならすべての弦が半音、カポ2なら全音、カポ3なら3半音高くなります。カポを2フレットへ付けた状態で、カポを新しい0フレットのように見て、いつもの開放コードを押さえます。装着するときはフレット金属の真上ではなく、そのすぐ手前へまっすぐ置き、6本すべてが鳴るか確認します。強く締めすぎると音程が高めにずれることがあるため、装着後はチューニングも確認しましょう。
形の名前と、実際に鳴るコードを分ける
カポなしでCの形を押さえるとCメジャーです。カポ2では形全体が2半音高くなるため、同じCの形からDメジャーが鳴ります。同じ方法で、カポ2のGの形はA、Amの形はBm、Fの形はGとして聞こえます。メジャーはメジャー、マイナーはマイナーのまま移動し、ルート名だけをフレット数ぶん上げるのが基本です。最初はC、G、Am、Fの4つだけを紙へ書き、カポ0とカポ2を並べて比べると整理しやすくなります。
コード譜では、どちらの名前が書かれているか確認する
初心者向けの弾き語り譜では、「Capo 2」と書いたうえでCやGなど押さえる形の名前を示す場合があります。一方、バンド譜や音楽理論の説明では、実際に鳴るDやAを示すこともあります。表記方法は資料によって異なるため、カポの指定だけで決めつけず、冒頭の説明、最初のコード、原曲の音を確認してください。ほかの楽器と合わせるときは「カポ2でCの形、実音はD」のように両方を伝えると誤解を減らせます。
Pio: カポ2でCって書いてあるとき、Dを押さえ直すの?
ドック先生: 多くの弾き語り譜では、Cの形をそのまま押さえるよ。カポが2半音ぶん持ち上げるから、鳴る音はDになるんだ。ただし譜面によって実音を書く場合もあるので、冒頭の説明を必ず確認しよう。
今日できる8分のカポ練習
- 2分:カポなしでC・G・Am・Fを1回ずつ鳴らす
- 2分:カポを2フレットのすぐ手前へ付け、6本の音とチューニングを確認する
- 2分:同じ形を弾き、実際にはD・A・Bm・Gと鳴ることを声に出す
- 2分:C・G・Am・Fの形を4拍ずつ弾き、カポなしとカポ2の響きを録音して比べる
よくある質問
カポ3でGの形を押さえると何コードですか?
Gから3半音上げるとA♯またはB♭です。曲のキーや楽譜の表記に合わせて呼び方を選びますが、鳴っている高さは同じです。
カポを付けてもコードの形は変えなくてよいですか?
同じ進行を全体に高くしたいなら形はそのままで構いません。原曲と同じ高さを保ったまま別の場所へカポを動かす場合は、使うコードの形を変更する必要があります。
カポを付けたらチューニングし直しますか?
装着時の圧力や位置で音程が少し変わる場合があるため、付けたあとに6本を確認します。大きくずれるときは、締め付けや置く位置も見直してください。
カポ表記がないコード譜で勝手に使ってもよいですか?
歌いやすい高さや押さえやすい形に変える目的で使えます。ただしカポを付けるだけでは曲全体が高くなるため、原曲と同じ高さへ合わせたい場合はコードの形も移調します。