CHORDOCK · MUSIC PRACTICE TOOLS

ギターのピックが弦に引っかかる原因は?初心者向け3つの直し方

ダウンストロークは弾けても、アップストロークでピックが止まることがあります。手先の器用さだけが原因ではありません。握る力、弦へ当てる角度、ピックを入れる深さを一つずつ調整すると、往復しやすい動きを見つけられます。

主な機能・選択肢

  • ピックは落とさない程度に持ち、強く握り込みすぎない
  • 弦へ完全に正面から当てず、ほんの少しだけ傾ける
  • 弦の奥まで押し込まず、ピックの先端付近で触れる
ギターのピックが弦に引っかからない握り方、角度、深さをPioとドック先生が説明するイラスト

握る力を少しゆるめる

引っかかると反射的に親指と人差し指へ力を入れたくなりますが、固めすぎるとピックが弦を乗り越える余裕が減ります。反対に、ゆるすぎても指の中で回ります。親指と人差し指で落ちない程度に挟み、残りの指、手首、肩を楽にします。反対の手でピックへ軽く触れたとき、落ちないものの少し位置を直せる強さを出発点にしてください。

ピックをほんの少し傾ける

ピックの広い面を弦へ完全に正面から当てると、弦を押す時間が長くなり、引っかかりを感じやすくなることがあります。ピックの端が少し先に触れる角度を試し、手首の往復に合わせて自然に動かします。角度を固定したり、極端に寝かせたりする必要はありません。こする音が急に大きくなったら、傾けすぎていないか確認しましょう。

弦へ入れる深さを浅くする

ピックの中央近くまで弦の間へ入ると、次の弦を越えるために大きな力が必要です。先端付近だけが弦へ触れる位置から始め、肘を大きく振らず、手首を中心に小さく往復します。最初から6本すべてを強く鳴らす必要はありません。2〜3本で引っかからない動きを作り、安定したら弾く範囲を少しずつ広げます。

Pio: 下に弾くときは大丈夫なのに、上へ戻すとピックが引っかかるよ。強く握ったほうがいい?

ドック先生: 強く握りすぎると、ピックが弦を乗り越えにくくなることがあるよ。落とさない程度に持ちながら、角度と深さも少しずつ変えて、滑る場所を探そう。

今日できる7分の引っかかり解消練習

  1. 1分:ギターを弾かず、肩・手首を楽にしてピックの握りを確認する
  2. 2分:左手で弦へ軽く触れてミュートし、60 BPMでダウンストロークを1拍に1回弾く
  3. 2分:同じテンポでダウンとアップを交互にし、アップは弱い音でも止めずに戻す
  4. 1分:2〜3本から始め、引っかからなければ弾く弦を1本ずつ増やす
  5. 1分:Emなど押さえやすいコードを一つだけ使い、同じ小さな往復を続ける

よくある質問

薄いピックへ替えたほうがよいですか?

薄いピックはしなりやすく、ストロークで弦を通過しやすく感じる人がいます。一方で、柔らかすぎるとタイミングを取りにくい場合もあります。薄めと中程度を一枚ずつ比べ、自分の弾き方に合うほうを選びましょう。

アップストロークだけ引っかかるのは異常ですか?

初心者には珍しくありません。アップではピックが深く入ったり、手首が固まったりしやすいため、細い弦を2〜3本だけ弱く上向きに弾く練習から始めます。

ピックが指の中で回ってしまいます

握る位置、汗、表面の滑りやすさなどが関係します。指とピックを一度拭き、親指が十分に触れているか確認してください。強く握る前に、滑り止め加工のあるピックを試す方法もあります。

弦をこする音が出ても大丈夫ですか?

ピックが弦へ触れる音は多少発生します。こする音が大きい場合は、角度を付けすぎている、深く入れすぎている、強く弾きすぎている可能性があるため、一つずつ戻して比較します。

ダウンとアップの音量を同じにする必要がありますか?

最初から完全にそろえる必要はありません。まず止まらず往復できることを優先し、動きが安定してから弱い側の音量を少しずつ近づけます。