ギターのアルペジオとは?初心者向けC・Amの弾き方
アルペジオは、コードの音をまとめて鳴らさず、一音ずつ順番に鳴らす弾き方です。最初から速い指使いや難しい形は必要ありません。開放CかAmを押さえたまま、使う弦を一本ずつ一定の間隔で鳴らせば、初心者でもアルペジオの響きを作れます。
主な機能・選択肢
- 左手はコードの形を保ち、右手で一音ずつ分けて鳴らす
- この記事のC・Amでは、5→4→3→2→1→2→3→4弦の順から始める
- 最初は50 BPMで一音1クリック、安定したら8分音符へ進む

コードを保ったまま、一音ずつ鳴らす
アルペジオは「分散和音」とも呼ばれ、コードを構成する音を同時ではなく順番に鳴らす考え方です。この記事では、開放コードを使った初心者向け伴奏を扱います。高度なスウィープピッキングや、指板全体を移動するアルペジオ運指を覚える必要はありません。まずC(x32010)を作り、6弦を鳴らさず、5・4・3・2・1・2・3・4弦を一本ずつ鳴らします。次にAm(x02210)でも同じ順番を使います。この二つの形では人差し指と中指を残し、薬指だけを移動できるため、右手の順番へ集中しやすくなります。
ピックでも指でも、一本だけを狙う
ピックを使う場合は、先端を弦へ深く入れず、一音を鳴らしたら次の弦の近くへ小さく移動します。二本を一緒にこすってしまうときは、速さを下げ、右手だけで開放弦の順番を確認してください。指弾きでは、親指を5・4弦、人差し指を3弦、中指を2弦、薬指を1弦へ割り当てる方法が分かりやすい出発点です。ただし、これは絶対の規則ではありません。手首が強く曲がらず、各音を同じ程度の音量で鳴らせる位置を選びます。爪を伸ばしていなくても、指先で練習できます。
一音の間隔と、音の終わりをそろえる
最初は50 BPMで、5・4・3・2・1・2・3・4弦を一音ずつクリックへ合わせます。この段階では8音で2小節です。止まらず3回できたら「1と2と3と4と」と数え、数字と「と」の両方で一音ずつ鳴らします。すると8音が4分の4拍子の1小節に収まります。最初の練習では左手のコードを保ち、前の音を自然に残して構いません。ただし、すべてのアルペジオで音を伸ばし続ける決まりはありません。形と拍が安定した後は、指の力を軽く抜いて音を短くする練習も行い、曲に合う長さを選びます。
Pio: 一音を弾くたびに、左手のコードも押さえ直すの?
ドック先生: 最初は押さえた形を保って大丈夫だよ。左手を動かさず、右手が一本ずつ正しい弦へ移れるかに集中しよう。音の長さを変える練習は、順番と拍が安定してからで十分だよ。
今日できる8分のアルペジオ練習
- 1分:チューニングし、開放Cの5弦から1弦までを一本ずつ確認する
- 2分:コードを押さえず、5→4→3→2→1→2→3→4弦を右手だけで4回たどる
- 2分:Cを押さえ、50 BPMで一音1クリックにして8音を3回繰り返す
- 3分:「1と2と3と4と」でCを1小節、Amを1小節弾き、2小節を3周する
よくある質問
アルペジオで弦を弾く順番は決まっていますか?
一つだけの決まりはありません。コード、曲、伴奏パターンによって変わります。今回は初心者が往復しやすい5→4→3→2→1→2→3→4を使います。
アルペジオはピックと指弾きのどちらで練習しますか?
どちらでも演奏できます。普段ピックで弾く人はピックから、指弾きに興味がある人は親指・人差し指・中指・薬指の分担から始めて構いません。
前に弾いた音は残したほうがよいですか?
最初はコードの形を保ち、音を自然に重ねると響きを確認しやすくなります。ただし曲によっては短く切るため、常に伸ばし続ける規則ではありません。
CとAmで6弦を使わないのはなぜですか?
この記事で使う標準的な開放CとAmは、6弦を鳴らさず5弦から始めるフォームです。別のコードや別フォームでは使う弦が変わるため、毎回コード図の×・○を確認してください。
CからAmへ替えるとアルペジオが止まります
人差し指の2弦1フレットと中指の4弦2フレットを残し、薬指だけを5弦3フレットから3弦2フレットへ移します。まず拍を外して3往復し、その後50 BPMへ戻してください。