ギターのチューニングがすぐ狂うのはなぜ?初心者が確認したい3つの原因
チューナーで正しく合わせたのに、少し弾くと音程が変わることがあります。ペグの故障と決めつける前に、新しい弦がまだなじんでいない、弦の巻き方が安定していない、カポや温度変化の影響を受けている、という順番で切り分けましょう。特定の弦だけが大きく跳ねる場合は、無理に削ったり調整したりせず楽器店へ相談します。
主な機能・選択肢
- 弦交換直後は普通の強さで少し弾き、何度か合わせ直す
- 目標音より低い側から、ペグを少しずつ締めて音程を上げる
- 特定の弦だけ大きく狂うときは、削ったり分解したりせず楽器店へ相談する

新しい弦は交換直後に音程が下がりやすい
張ったばかりの弦は、ペグやブリッジ周辺でまだ落ち着いておらず、演奏後に音程が下がることがあります。6本を標準チューニングのE・A・D・G・B・Eへ合わせ、普通の強さで短く弾いてから、もう一度1本ずつ確認してください。これを数回繰り返し、変化が小さくなるかを見ます。強く引っ張り上げる必要はありません。反対に、長く使ってさびやざらつきがある弦も、音程や響きが安定しにくくなることがあります。弦交換直後か、古い弦かを最初に確認すると原因を分けやすくなります。
目標より低い音からゆっくり上げる
目標より高くなった弦は、少しだけ戻して終わりにせず、いったん目標音より低くしてからペグを締める方向でゆっくり音程を上げます。弦を1回鳴らしたら、表示が落ち着くまで音を伸ばして確認しましょう。弦交換時は、巻きが重なっていたり極端に少なかったりすると安定しない場合があります。ただし、ロック式などペグの構造によって正しい張り方は異なり、全ギター共通の巻き数はありません。巻き方が分からないときはメーカーの説明書か楽器店で確認してください。
カポ、温度変化、ナット周辺を一つずつ切り分ける
まずカポを外した状態でチューニングし、装着するならフレット金属のすぐ後ろへ、必要以上に強く締めずに置きます。カポを強く押し付けると弦が引っ張られ、音程が高くなることがあります。部屋の温度や湿度が大きく変わったあとも、弦や楽器の状態が変化するため弾く前に再確認しましょう。特定の弦だけがペグを回した瞬間に急に跳ねる、合わせても同じように戻る、開放弦は合うのに押さえた音が大きくずれる場合は、ナットやオクターブ調整などの点検が必要な可能性があります。初心者がナットを削ったりネックやブリッジを大きく調整したりせず、症状をメモして楽器店へ相談してください。
Pio: さっき合わせた6弦が、もう低くなってるよ。ペグが壊れたのかな?
ドック先生: 新しい弦なら、まだなじんでいないことがあるよ。いったん低い側から合わせ直して、少し弾いたあとにもう一度見よう。同じ弦だけが毎回大きく跳ねるなら、巻き方やナット周辺を楽器店で確認してもらおう。
今日できる7分のチューニング安定チェック
- 1分:カポを外し、6弦からE・A・D・G・B・Eへ合わせる
- 2分:高くなった弦はいったん低くし、低い側から目標音へゆっくり上げる
- 2分:普通の強さで短いコード進行を弾き、6本をもう一度確認する
- 2分:動いた弦と、低くなったか高くなったかをメモして同じ傾向が続くか比べる
内容確認と参考情報
最終内容確認:
低い側から目標音へ合わせる手順と、弦交換後のオクターブ調整確認をメーカー情報と照合しました。
- 耳を使ってギターをチューニングする方法 — Fender
- ギター/ベースのオクターブ調整について — Fender Support
参考情報は本文の確認に使用しています。個別の診断や、すべての楽器・機種への適合を保証するものではありません。
よくある質問
ギターは練習するたびにチューニングしますか?
はい。弦の音程は保管中や温度変化でも動くため、短い練習でも最初に6本を確認する習慣がおすすめです。途中で響きに違和感が出たときも、弾き方を直す前に再確認しましょう。
新しい弦は何日で安定しますか?
全員に共通する日数はありません。弦の種類、張り方、演奏量、楽器によって変わります。普通に弾いて合わせ直し、再確認したときの変化が小さくなったかで判断してください。
チューナーを見る間は何度も弦を鳴らしますか?
連続して強く鳴らすより、1回ずつ普通の強さで鳴らし、音を伸ばしながら表示が落ち着くのを待つほうが確認しやすくなります。音が消えたらもう一度鳴らします。
カポを付けると音程が高くなるのはなぜですか?
カポの位置がフレットから離れている、締め付けが強い、斜めに付いているなどで弦が余計に引っ張られることがあります。フレットのすぐ後ろへ真っすぐ置き、必要最小限の圧力で比べてください。
開放弦は合うのにコードが濁るのはチューニング不良ですか?
押さえる力が強すぎる、カポの位置、弦高やオクターブ調整なども関係します。まず開放弦、次にカポなしのコード、最後にカポありの順で比べ、どの段階で変化するかを記録しましょう。
ナットの溝を自分で削れば直りますか?
初心者にはおすすめしません。削りすぎると元へ戻せず、ビビりや別の音程問題につながります。特定の弦だけが急に跳ねる症状を楽器店やリペア担当者へ伝えてください。