ピアノ初心者は何から練習する?両手で弾くまでの基本ステップ
両手を最初から別々に動かそうとすると、考えることが一気に増えます。鍵盤の場所と指の動きを片手ずつ確認し、最後に短い1小節だけを合わせましょう。
主な機能・選択肢
- 中央のドと、力まない座り方を確認する
- 右手と左手を別々に5音ずつ動かす
- 右手の旋律に左手の1音を足して両手へ進む

1か月目:鍵盤と指番号を一致させる
黒鍵2本の組のすぐ左にある白鍵がCです。中央付近のCから、右手はC〜Gを1・2・3・4・5で上がり、5・4・3・2・1で戻ります。左手は同じC〜Gを5・4・3・2・1で上がり、1・2・3・4・5で戻ります。椅子の高さを調整し、肩を上げず、手首が極端に沈んだり持ち上がったりしない位置を探します。鍵盤を強くたたかず、各手の5音往復を3回、音の抜けと指番号の迷いなく弾けることを目指します。
2か月目:片手ごとの役割と拍をそろえる
右手はC〜Gの範囲の短い旋律、左手はCやGなどのルートを1音ずつ練習します。毎回同じ指番号を使い、『1、2、3、4』と数えながら、止まった音の直前2〜4音だけを反復します。鍵盤を探して止まるのか、リズムが分からず止まるのかを切り分けるため、音名を声に出す練習と机でリズムだけをたたく練習も使います。各手を同じテンポで3回続けられたら、短い両手練習へ進みます。
3か月目:1小節だけ両手で合わせる
楽譜で左右が同時に鳴る位置を丸で確認し、まず机の上で両手のリズムをたたきます。鍵盤では右手の旋律へ、左手の1音を小節の最初だけ足します。止まったら曲頭へ戻らず、その前後2拍を半分程度の速さでつなぎます。1小節を3回続けて止まらず弾けたら次の1小節を足し、左手の音数はタイミングが安定してから増やします。
Pio: 両手にすると、片手で弾けたところも止まっちゃう。
ドック先生: それが普通です。左手を1音だけにし、右手も半分の速さへ戻しましょう。考えることを一つずつ減らせば、両手は少しずつまとまります。
今日の15分メニュー
- 3分:姿勢を確認し、右手は上行1〜5・下行5〜1、左手は上行5〜1・下行1〜5でC〜Gを3往復
- 5分:右手と左手を別々に、同じ4拍の数え方で3回ずつ
- 7分:同時に鳴る位置を確認し、1小節を3回できたら次の小節へ
よくある質問
最初から88鍵のピアノが必要ですか?
初心者の基礎練習は短い鍵盤でも始められます。将来弾きたい曲、鍵盤の重さ、置き場所を考えて選びましょう。
楽譜が読めなくても練習できますか?
音名と簡単なリズムから始められます。ただし少しずつ五線譜も確認すると、鍵盤の場所だけに頼らず新しい曲を学びやすくなります。
次の段階へ進む目安は?
今の課題を同じ指番号と拍で3回続け、肩や手首を固めず再現できることを目安にします。月数は目安なので、片手だけ遅れていればその課題を残したまま次の内容を少量試しても構いません。
両手にすると毎回同じ拍で止まります。
その拍の前後2拍だけを取り出し、左右が同時に鳴る場所を確認します。机でリズムを3回たたけても鍵盤で止まるなら、左手を小節頭の1音へ減らしてください。