ウクレレのストローク入門|右手の振り方とリズム練習
ストロークは、弦を強くこする動きではなく、力を抜いた手を一定の速さで通す動きです。コードを増やす前に、ミュートした弦で右手だけを練習するとリズムへ集中できます。最初の目標は大きな音ではなく、4拍を数えながら引っ掛からず往復できることです。
主な機能・選択肢
- 人差し指を弦へ深く入れず、手首を柔らかくする
- 最初は下向きだけで4拍をそろえる
- 音を出さない空振りでも手を止めず、8分音符を保つ

小さく、浅く弦を通る
右前腕をボディへ軽く添え、手首を固めずに手全体を小さな振り子のように動かします。最初は指板の終わり付近を目安に、人差し指の側面が弦の表面へ軽く触れる深さで構いません。指が弦と弦の間へ入るほど深いと引っ掛かりやすいため、4本すべてを無理に強く鳴らそうとせず、下と上を各8回、止まらず通れる浅さを探します。手首や指に痛みが出る角度は使わず、腕の位置も少し調整してください。
ダウンだけで4分音符をそろえる
左手で4本の弦へ軽く触れて音程を消し、メトロノームを60 BPMにします。1・2・3・4でダウンし、次の拍までに力を抜いて手を元の高さへ戻します。戻す動きは次のダウンの準備であり、急いで跳ね上げる必要はありません。8小節録音し、拍の前後へずれていないか、1拍だけ急に大きくなっていないかを確認します。3周続けて4拍がそろったら、Cなど一つのコードで同じ動きを試します。
上下を止めずに8分音符へ進む
『1と2と3と4と』の数字でダウン、『と』でアップし、まずミュートした弦で16回連続します。次に数字のダウンだけ音を出し、アップは弦の上を通る空振りにします。最後にダウンとアップの両方を鳴らします。音を出す場所だけで手を動かすと間隔が崩れやすいため、休むストロークでも上下運動は続けます。60 BPMで8小節、拍を数えながら止まらず弾けたら、簡単なコード進行へ進む目安です。
Pio: アップで指が弦に引っ掛かるよ。
ドック先生: 弦へ入る深さを半分にして、指先ではなく手全体を下から戻すイメージにしよう。まず音量が小さくても、引っ掛からない動きを優先してね。
右手だけの7分練習
- 1分:弦を鳴らさず、一定の幅で上下へ16回振る
- 2分:ミュートした弦を60 BPMの4分音符で8小節鳴らす
- 2分:8分音符で手を動かし、ダウンだけ鳴らしてアップは空振りにする
- 2分:Cコードでダウン・アップを8小節録音し、停止と音量差を確認する
よくある質問
親指で弾いてもいいですか?
柔らかい音でゆっくり確認する練習には使えます。一定のダウン・アップを練習するときは、人差し指など戻しやすい方法も試しましょう。
どこにアクセントを付けますか?
最初は全部同じ音量で構いません。安定したら2拍目と4拍目を少し強くし、曲のリズムに合うか聴き比べます。
4本の弦を毎回すべて鳴らす必要がありますか?
基礎練習では4本を均等に通る感覚を確認しますが、曲では狙う音域や音量によって触れる弦の範囲が変わります。まず浅い動きで安定させ、必要になってから範囲を調整してください。
コードを替えると右手も止まります。
右手だけのミュート練習と、左手だけのコード変更を分けます。合わせるときは1コードを4拍にし、4拍目のアップを空振りにして左手の移動時間を作っても構いません。