ベースのオクターブの位置がわからない?標準4弦で同じ音名を探す基本
低いGの次に高いGを弾きたいのに、どこを押さえればよいか迷う。そのときは、標準EADGの4弦ベースで「細い弦側へ2本先、フレット番号を2つ増やす」と探せます。まずGとCの2組だけで、場所と音の違いを結びつけましょう。
主な機能・選択肢
- 4弦から2弦、3弦から1弦へ移り、フレット番号を2つ増やす
- オクターブは同じ音名でも高さが違う。別の弦にある同じ高さの音とは区別する
- 最初は拍を付けず1音ずつ確認し、前の弦を止めてから次を鳴らす

1.弦を1本飛び越え、フレット番号を2つ増やす
太い側から4弦E・3弦A・2弦D・1弦Gです。4弦3フレットのGから、間の3弦を越えて2弦5フレットへ移ると1オクターブ高いGになります。同じ関係で、3弦3フレットのCから1弦5フレットへ移ると高いCです。フレット番号が増える方向はボディ側。図は上が1弦、下が4弦で、丸は押さえる位置を示します。4弦と3弦から始めると、この形を4本の弦の範囲で使えます。ここでは標準EADGを前提にし、Drop Dなどでは弦の音程関係を改めて確認してください。
2.同じ音名と、同じ高さを分けて聴く
図のG1→G2、C2→C3は、実際に鳴る音の高さを表す表記です。数字は弦番号・指番号・フレット番号ではありません。G1とG2は音名が同じで、12半音離れたオクターブです。一方、2弦5フレットと1弦開放はどちらもG2で、同じ高さの音です。弦が変わって音色が違っても、それだけでオクターブにはなりません。低いG→高いGの組と、高いG→開放Gの組を別々に弾いて比べると、位置の暗記だけに頼らず確認できます。
3.形を握り続けず、音の切り替えを練習する
この練習では2音を同時に押さえ続ける必要はありません。まず片方だけ押さえ、鳴らした弦へ軽く触れて音を止めてから、手を移して次を鳴らします。移動に慣れたら、押弦側の人差し指と小指、または人差し指と薬指など、無理のない組み合わせを試します。指を固定して届かせようとせず、必要なら手全体を動かしてください。痛みがあれば中止します。位置を迷わず選べるようになってからクリックを加え、余計な弦の音が残らないか聴きましょう。
Pio: どちらもGなら、同じ音を弾いているだけなの?
ドック先生: 音名は同じでも、低いGと1オクターブ上のGでは高さが違います。まず2か所を1音ずつ弾いてみましょう。形を速く動かすより、どちらが高いか分かることが今日の目標です。
今日できる8分メニュー
- 2分:EADGに合わせ、図のGとCの4か所を弾かずに指さす。弦番号とフレット番号を声に出して確認する
- 2分:クリックなしでGの低音→高音を4往復。1音ずつ止め、次にCの組でも4往復する。残りは休憩と位置の再確認に使う
- 2分:メトロノームを手動で60 BPMに設定し、Gを1クリック1音で低・高と交互に計8音弾く。いったん止めて休み、余裕があればCでも行う。間に合わなければクリックなしへ戻る
- 2分:低いG→高いGと、2弦5フレット→1弦開放を聴き比べる。最後に「オクターブ」と「同じ高さ」を言い分け、迷った位置を1つ記録する
内容確認と参考情報
最終内容確認:
標準EADGのオクターブ形と同音異弦の違いを著者・メーカー教材で確認しました。教材図は弦の実音とフレット番号で検算し、日英の説明を二度見直しました。8分メニューは編集部の提案です。
- ベースのオクターブと位置関係 — StudyBass
- ベースの同音異弦と運指 — Yamaha
参考情報は本文の確認に使用しています。個別の診断や、すべての楽器・機種への適合を保証するものではありません。
よくある質問
どの弦からでも2本先へ移れますか?
4弦ベースでは、細い弦側へ2本先を使えるのは4弦と3弦からです。2弦や1弦からでは弦が足りません。同じ弦の12フレット先にも1オクターブ上の音がありますが、今日は図の2組に絞って構いません。
2フレット先とは、間を2つ空ける意味ですか?
いいえ。番号に2を足す意味なので、3フレットなら5フレットです。間にある番号は4の1つです。押さえるのは目的のフレット金属のすぐ手前です。
G1やG2の数字は押さえる指ですか?
違います。ここでは実音のオクターブ番号です。G1は4弦3フレット、G2は2弦5フレット。弦番号やフレット番号は図の外側の表示で確認します。
小指が届かないときはどうしますか?
低音を止めてから手全体を移し、高音を単独で押さえて構いません。2音を同時に保持する練習ではありません。痛みがある場合は続けず、まず楽器の高さや手の位置を見直します。
60 BPMに自動で設定されますか?
いいえ。下のリンクでメトロノームを開き、BPMを手動で60にしてください。1クリックに1音が難しければテンポを下げるか、クリックなしの位置確認へ戻ります。
この8分練習は引用元と同じですか?
いいえ。音程と位置関係は出典を確認していますが、GとCを使った8分の練習順と確認方法はCHORDOCK編集部の提案です。速さより、音名・位置・音の終わりを確かめるためのメニューです。