CHORDOCK · MUSIC PRACTICE TOOLS

ギターの3連符はどう数える?8分音符との違いを練習

音符の上の「3」を見て、3拍かけて弾いていませんか? 今回扱う8分音符の3連符は、4/4の1拍に同じ長さの3音を入れます。普通の8分音符なら同じ1拍に2音。クリックの速さを変えず、1弦開放のEだけで「2つ」と「3つ」の違いを確かめましょう。

主な機能・選択肢

  • 4/4の1拍は4分音符1つ分。普通の8分音符は2つ、8分音符の3連符は3つ入る
  • 「1・タ・タ」の3つを均等に言い、数字の1をクリックに合わせる
  • 3つ目の音は次のクリックより前。次の2拍目までを3等分する
4/4の1拍を同じ幅の帯で比較した図。普通の8分音符は半拍ずつ2つ、8分音符の3連符は3分の1拍ずつ3つ。1・とと1・タ・タをそれぞれ区画の開始位置で弾き、次の2拍目で消音する

1.同じ1拍を、2つと3つに分けて比べる

4分音符を1拍とする4/4で考えます。普通の8分音符2つは「1・と」で1拍、8分音符の3連符3つは「1・タ・タ」で1拍です。前者の1音分は半拍、後者は3分の1拍。数字の3は、このまとまりを3つに等分する目印で、フレット番号や指番号ではありません。図の2本の帯は同じ長さです。60 BPMでクリックが4分音符を刻む場合、どちらも帯全体は1秒になります。音の数が増えても、1拍そのものを長くしたりBPMを上げたりしません。

2.先に声で「1・タ・タ、2」をそろえる

クリックに合わせて1・2・3・4と数え、その1と2の間を「1・タ・タ」で埋めます。1、タ、タ、次の2までの間隔をすべて同じにしてください。3つ目のタが2のクリックに重なると、1拍の中に収まっていません。逆にタ・タだけを急ぐと、長い音の後に短い音が2つ来る別のリズムになります。できるようになったら「1・タ・タ、2・タ・タ…」と続けても構いませんが、今日は1拍目だけを3連符にして、2・3・4は数字だけ数えれば十分です。声で均等に言いにくい間は、ギターを置いたまま練習しましょう。

3.開放弦で、弾く位置と止める位置を分ける

標準EADGBE・カポなしの1弦開放Eを使います。1拍目の「1・タ・タ」で3回軽く弾き、次の2拍目の頭で弾く側の指を弦へそっと触れて消音します。2・3・4拍目は休み、次の小節の1から繰り返します。この短い練習では、無理なくできれば小さなダウンピッキング3回でも、指で3回鳴らしても構いません。ピッキングの方向とリズムの理解を一度に増やさないのがねらいです。強く押し込まず、痛みがあれば中止。慣れたら普通の8分音符2音の小節と交互にし、どちらも2拍目で止められるか聞き比べます。

Pio: 3連符だから、メトロノームも3拍子にするの?

ドック先生: 今日は4/4のままで大丈夫。1拍の中を3つに分ける話で、1小節の拍数を3つに変える話ではないんだ。

今日できる8分メニュー

  1. 2分:メトロノームを手動で60 BPM・4/4に設定し、クリックに1・2・3・4を合わせる。まだギターは弾かない
  2. 2分:1拍目だけ「1・タ・タ」と均等に言い、次のクリックに2を合わせる。2・3・4は数字だけ数え、4小節ずつ試す
  3. 2分:1弦開放Eを1拍目で3回弾き、2拍目の頭で消音。残りの2・3・4は休みながら数える。3つ目がクリックへ遅れていないか確認する
  4. 2分:1拍目を「1・と」の2音にする小節と「1・タ・タ」の3音にする小節を交互にする。どちらも2拍目で消音し、BPMは変えない。難しければ声だけへ戻る

内容確認と参考情報

最終内容確認:

大学・メーカー教材で3連符の定義を照合。日英を二度見直し、4/4の半拍と3分の1拍、発音位置と2拍目の消音を検算しました。拍子・音符の種類・ツールの設定を区別。60 BPM・8分メニューは編集部の提案です。

参考情報は本文の確認に使用しています。個別の診断や、すべての楽器・機種への適合を保証するものではありません。

よくある質問

3連符は必ず1拍ですか?

いいえ。今回は4分音符を1拍とする4/4の「8分音符の3連符」なので、3音で1拍です。同じ条件でも4分音符の3連符は3音で2拍。音符の種類と、まとまりの長さを確認してください。

3つ目の音は、次のクリックと同時ですか?

違います。1拍目からなら、1、1+3分の1、1+3分の2の位置で弾きます。次のクリックは2拍目で、その3つ目の音からさらに3分の1拍後です。今回の練習ではそこで消音します。

普通の8分音符よりBPMを速く設定しますか?

変えません。クリックが4分音符を刻む60 BPMのまま、1拍に2音か3音かを切り替えます。音を出す回数は増えますが、拍の速さは同じです。

6/8拍子や3/4拍子と同じですか?

同じではありません。3/4は1小節に4分音符の拍が3つ。6/8を大きな2拍で感じると、各拍は付点4分音符で、もともと普通の8分音符3つに分かれます。今回は4/4の4分音符1拍を特別に3等分する例です。

長い・短いの跳ねるリズムで弾けばよいですか?

今回は3つとも均等に弾きます。長短2音で表すシャッフルやスウィングのリズムと、そのまま同じ弾き方にはしません。まず3つの間隔と、次の拍までの間隔をそろえましょう。

CHORDOCKで3連符を自動再生・採点できますか?

この記事ではメトロノームを4分音符の目印として使います。3連符の自動採点はしません。60 BPM・4/4を手動で設定し、その間は自分で数えてください。拍子の3/4ボタンは3連符の設定ではありません。8分メニューは編集部の練習提案で、習得期限ではありません。