オルタネイトピッキングとは?上下が乱れる初心者向け3ステップ
オルタネイトピッキングは、単音を弾くたびにダウンストロークとアップストロークを交互に使う奏法です。速弾き専用ではなく、ピックの動きを短い往復として整理する基本にもなります。アップが抜ける、途中でダウンが2回続く、テンポを上げると順番が分からなくなる場合は、弦移動や左手を加える前に、チューニングした1弦開放だけで「順番」「当たり方」「拍」を分けて確認しましょう。
主な機能・選択肢
- 1弦だけで「ダウン、アップ」と声に出し、2回を一組にする
- ピックは落とさない程度に保ち、先端を出しすぎず弦へ深く入れない
- 50 BPMの8分音符で、数字をダウン、「と」をアップにして間隔をそろえる

1弦だけで順番を固定する
チューニング後、左手を使わず1弦開放だけを鳴らします。最初の一音をダウン、次をアップとして、「ダウン、アップ」を4組、合計8回弾いたら止まりましょう。順番が分からなくなった場合は、推測したまま続けず、弦を止めてダウンからやり直します。最初から複数の弦や左手の運指を加えると、間違いの原因がピックの順番なのか、狙う弦なのか、押さえる指なのか判断しにくくなります。まず一つの弦で4組を3回続けて正しく弾けることを目安にします。ここでダウンから始めるのは練習上の基準であり、実際の曲ですべてのフレーズを必ずダウンから始めるという意味ではありません。
アップが抜けない深さと力を探す
ピックは親指と人差し指の側面ではさみ、ずれない程度に保ちます。ただし強く握り続ける必要はありません。単音を狙う練習では先端を出しすぎず、弦を越えられる範囲の小さな動きにします。ピックを弦の間へ深く差し込むと、アップで引っかかって動きが大きくなりやすいため、先端が弦を通過したらそれ以上遠くへ動かさないよう観察します。ダウンとアップの音色が完全に同じである必要はありません。まずはアップが空振りせず、意図しない大きな音量差が出ないことを目標にします。肩を上げたり手首を固めたりせず、手首と前腕が無理なく協力できる小さな往復を選びましょう。
上下を「速さ」ではなく「拍」へ結び付ける
メトロノームを50 BPMに設定し、「1と2と3と4と」と数えます。最初の練習では数字でダウン、数字の間の「と」でアップを弾きます。クリック1回につきダウンとアップが一組になり、4拍で8回ピッキングします。4小節弾いたら一度休み、ダウン・アップの順番、空振り、間隔を確認します。アップが次の数字の直前へ急いだり、順番が崩れたりした場合は、40 BPMへ下げるか、メトロノームを止めて一組ずつ戻します。4小節を3回続けて順番を崩さず弾けたら、5 BPMだけ上げて構いません。成功の基準は最高速度ではなく、同じ動きを再現できることです。
Pio: ダウンの次にアップするはずなのに、気づくとまたダウンから弾いてるよ。
ドック先生: 速く弾こうとせず、まず1弦だけで「ダウン、アップ」と声に出そう。8回弾いたら必ず止まり、順番が合っていたか確認するんだ。往復が安定してから拍と弦移動を足せば大丈夫だよ。
今日できる8分のオルタネイトピッキング練習
- 1分:チューニングを確認し、1弦開放をダウンとアップで一回ずつ鳴らす。残り時間も一組ずつ止めながら繰り返す
- 2分:「ダウン、アップ」と声に出しながら8回弾き、止まって順番を確認するセットを時間いっぱい繰り返す
- 3分:50 BPMで「1と2と3と4と」を数え、数字をダウン、「と」をアップにして4小節を弾く。短く確認して再開し、少なくとも3セット行う
- 2分:4小節を録音し、順番、空振り、大きな音量差を確認する。3セット安定した場合だけ55 BPMを試す
内容確認と参考情報
最終内容確認:
上下ストロークを交互に使う定義、低速で正確さを先に整える順序、単音向けのピック保持をメーカー公式解説と照合しました。
- ギターのピッキング奏法:オルタネイトピッキング — Fender
- ギターソロの基本:ダウン・アップをゆっくり練習する — Fender
- ギターピックの持ち方 — Fender
参考情報は本文の確認に使用しています。個別の診断や、すべての楽器・機種への適合を保証するものではありません。
よくある質問
オルタネイトピッキングとは何ですか?
単音を弾くたびに、ダウンストロークとアップストロークを交互に使う方法です。ダウンだけを続けるダウンピッキングとは、ピックの進行方向が異なります。
必ずダウンから始めなければいけませんか?
いいえ。この記事では順番を確認しやすくするためにダウンから始めますが、実際の曲ではフレーズ、アクセント、直前の動き、弦移動によってアップから始める場合もあります。
アップストロークだけ音が弱いのはなぜですか?
アップでピックが弦を十分に通過していない、先端を出しすぎて向きが変わる、手を強く固めている、といった原因が考えられます。まず1弦だけで小さく通過させ、空振りしない位置を探してください。
ピッキングは手首だけで動かしますか?
手首だけへ限定する必要はありません。演奏者やフレーズによって、手首、前腕、その組み合わせが使われます。初心者は一つの関節を強く固定せず、肩から指先まで余分な力が入らない小さな動きを選びましょう。
小指をギターの表面へ固定したほうが安定しますか?
必須ではありません。軽く触れる方法が合う人もいますが、強く押し付けて手の移動やアップストロークを妨げないようにします。触れないほうが自然なら、無理に固定する必要はありません。
いつ複数の弦へ進めばよいですか?
50 BPMの1弦練習を4小節、3回続けて順番を崩さず弾けたら、1弦をダウン・アップ、2弦をダウン・アップと2回ずつ移動してみましょう。弦を移る場所でも交互の順番を保ちます。